ShareXを使ってみた|モザイク・画像編集で分かったこと

2026年8月16日(日) 21時00分

画像編集イメージ

PowerPointより手軽にブログ用画像を加工したくてShareXを使い始めた。モザイクやぼかし、画像の重ね合わせ、スクロールキャプチャなどを実際に試しながら、設定でつまずいた部分についてまとめる。

 

PowerPointより簡単に画像を加工したかった

ブログに載せるスクリーンショットを編集するときは、これまでPowerPointを使うことが多かった。

ただ、個人情報を隠すためにぼかしやモザイクを入れるだけでも、画像を複製してトリミングするなど意外と手間がかかる。

もっと簡単に加工できる無料ソフトを探したところShareXを知った。スクリーンショットの撮影だけではなく、画像編集までまとめてできるソフトだった。

今回は実際にShareXを使いながら、ブログ画像の編集でどこまで使えるのか試してみた。

 

モザイクやぼかしはかなり簡単

まず便利だったのがモザイクやぼかしだ。

PowerPointでは対象部分だけをぼかすために少し手間がかかっていたが、ShareXでは編集画面から対象範囲を指定するだけで加工できる。

スクリーンショットに含まれる名前やメールアドレスなどを隠したいときにはかなり使いやすい。

矢印や枠線、文字なども同じ画像エディターから追加できるため、ブログの解説画像を作る用途ではPowerPointより素早く処理できる部分が多かった。

 

保存した画像を一覧からすぐ編集できるようにした

最初につまずいたのが、ShareXの画像一覧から画像エディターを開く設定だった。

メインウィンドウには撮影した画像のサムネイルが並ぶため、自分としてはそこをクリックしただけで編集画面を開ける状態にしたかった。

アプリの設定からサムネイルのクリック時の動作を画像編集へ変更したものの、最初はクリックしても反応しなかった。

原因は撮影した画像が実際の画像ファイルとして保存されていなかったことだった。

キャプチャー後のタスクから画像をファイルへ保存する設定を有効にすると、その後はサムネイルをクリックするだけで画像エディターを開けるようになった。

スクリーンショットを撮影して保存し、一覧からそのまま編集する流れができたことでかなり扱いやすくなった。

 

マウスカーソルをスクリーンショットから消せる

スクリーンショットを撮影したときにマウスカーソルまで画像へ入っていたため、カーソルを含めない設定へ変更した。

ブログの記事画像ではカーソルが不要なことも多いため、最初から入らないようにしておいた方が使いやすい。

必要になった場合は画像エディター側から別途追加することもできるため、基本的には表示しない設定で使っている。

 

スクロールキャプチャも使える

ShareXにはスクロールキャプチャという機能もある。

通常のスクリーンショットでは画面に表示されている範囲しか撮影できないが、スクロールキャプチャではページを下へ移動しながら撮影し、縦長の1枚の画像として結合できる。

Webページや設定画面など、1画面に収まらない内容を保存するときには便利だ。

一方で自動結合がうまくいかない場合もある。固定表示される要素や動く内容が含まれていると結合に失敗することがあるため、撮影範囲を調整する必要がある。

うまくいかない場合は通常のスクリーンショットを複数枚撮影し、後から画像を結合する方法も使える。

 

別の画像を重ねて編集できる

ShareXでは元の画像へ別の画像を重ねて配置することもできた。

画像を中央へ挿入すると元画像の上へ追加され、移動やサイズ変更ができる。

さらに画像を下側や右側へ追加することもできるため、複数のスクリーンショットを上下や左右に並べることも可能だった。

最初は下や右へ追加する操作をしても反応していないように見えたが、実際にはキャンバスが拡張されて画像が追加されていた。

PowerPointほど自由にレイアウトを作る用途には向いていないものの、スクリーンショットへ別画像を追加する程度ならShareXだけでも十分使える。

 

PNGとJPEGは用途に合わせる

保存形式についてはPNGとJPEGのどちらを使うか迷った。

スクリーンショットのように文字や細い線が多い画像ではPNGの方が向いているが、実際にブログへアップロードしてみると、形式以上にサイト側で選択する画像サイズの影響が大きかった。

画像を小さいサイズでアップロードすると文字が見づらくなることがある。

そのため現在は、通常は小さい画像サイズを使い、細かい文字などが見づらい画像では大きいサイズを選択する形が扱いやすいと感じている。

 

コンティニューすると編集内容は戻せない

ShareXを使っていて一番惜しいと感じたのが編集状態の保存だ。

画像エディターでは矢印や文字、モザイク、重ねた画像などを編集できるが、緑色のコンティニューを押して処理を完了すると、それらは完成した画像へ統合される。

その後もう一度画像を開いて編集すること自体はできるが、以前追加した画像や図形などを個別に選択して動かすことはできない。

PowerPointであれば保存後でも画像や図形を個別に修正できるため、この部分は大きな違いだった。

ShareXにも編集途中の状態を保存して後から再開できる仕組みがあれば、さらに扱いやすくなると思う。

現状で編集を継続したい場合は画像エディターを閉じず、PCをシャットダウンせずにスリープさせる方法くらいしかない。

 

緑色の点線とカーソル点滅が発生した

使用中には少し気になる挙動もあった。

スクリーンショットを撮影したあと、画面周辺に緑っぽい点線が残る状態になった。

通常操作でShareXを終了しても残っていたが、タスクマネージャーからShareXを終了すると点線は消えた。

その後はマウスカーソルだけが点滅する状態になった。

Windowsのグラフィックドライバーを再初期化する操作も試したが改善せず、最終的にPCを再起動するとカーソルの点滅は直った。

今回だけの一時的な不調なのかは分からないため、今後も同じ現象が発生するか様子を見ることにする。

 

再起動後に一部設定が戻っていた

PCを再起動したあとには、それまで変更していたShareXの設定が一部リセットされていることにも気づいた。

今回は途中でタスクマネージャーからShareXを強制終了しているため、それが影響していた可能性もある。

毎回設定が消えるようでは扱いにくいため、今後は設定変更後にShareXを通常終了した場合でも設定が保持されるか確認していく。

 

ShareXとPowerPointは使い分ける

実際に使ってみると、ブログ用のスクリーンショット編集ではShareXの方が簡単にできる操作がかなり多かった。

モザイクやぼかし、矢印、枠線、画像の追加、スクロールキャプチャなど、その場で画像を完成させる用途には向いている。

一方で編集途中の状態を保存して後から再編集できないため、複数の画像や図形を細かく配置しながら何度も修正する用途ではPowerPointの方が扱いやすい。

今後は簡単なスクリーンショット加工にはShareXを使い、後から修正する可能性が高い画像や複雑な構成ではPowerPointを使う形が良さそうだ。


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